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映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』ネタバレあり感想|ジェンダーを描く青春映画

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』ネタバレあり感想|ジェンダーを描く青春映画

 

ホットギミック ガールミーツボーイ
引用:映画.comより

こんにちは。映画を年間100本近く鑑賞するケンケン(@ketken_)です。

映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』を鑑賞してきました。

 

山戸結希監督の新作ということで楽しみにしていました。

結論、面白かったけどヘビーな内容でした。

 

本記事の読了目安は約5分です。ゆっくりしていってくださいね^^

『ホットギミック ガールミーツボーイ』映画情報

ホットギミック ガールミーツボーイ

映画情報

監督 山戸結希
キャスト 堀未央奈:成田初
清水尋也:橘亮輝
板垣瑞生:小田切梓
間宮祥太朗:成田凌
桜田ひより:成田茜
上村海成:八木すばる
吉川愛:瑠璃
志磨遼平:島崎
黒沢あすか:成田志保子
高橋和也:成田徹
反町隆史:小田切実
吉岡里帆:葛城リナ
日本公開日 2019年6月28日
上映劇場 詳細はこちら
上映時間 119分
製作国 日本
配給 東映

 

予告編

 

あらすじ

高校生の成田初(堀未央奈)は、優しい兄の凌(間宮祥太朗)、元気な妹の茜、そして両親と一緒に生活していた。ある日、彼女は同じマンションに住んでいる幼なじみの橘亮輝(清水尋也)に弱みを握られてしまう。彼からの命令に振り回される中、数年前に引っ越したもう一人の幼なじみで人気モデルの小田切梓(板垣瑞生)が戻ってくる。やがて初と梓は恋人同士になる。

シネマトゥデイより

 

キャスト

堀未央奈(成田初)

堀未央奈

主演は堀未央奈です。

2013年にアイドルグループ『乃木坂46』2期生のオーディションに合格し、それからわずか半年で7thシングル『バレッタ』でセンターを務めて以降、エース的存在として活躍の幅を広げる。

本作『ホットギミック ガールミーツボーイ』で映画初主演を務める。

7月5日(金)公開の『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』にも出演しています。

 

清水尋也(橘亮輝)

清水尋也

橘亮輝役は清水尋也です。

2012年にデビューし、2014年公開映画『渇き。』で注目を集め、2015年公開映画『ソロモンの偽証』で不良生徒を演じる。

その後も『ちはやふる』『ミスミソウ』などに出演して活躍している。

2020年には松雪泰子主演の映画『甘いお酒でうがい』に出演予定。

 

板垣瑞生(小田切梓)

板垣瑞生

小田切梓役は板垣瑞生です。

清水尋也同様『ソロモンの偽証』にも出演していました。

2019年9月20日公開『初恋ロスタイム』では主演を務め、同年10月25日公開『超・少年探偵団NEO Beginning』、同年12月6日公開『ゴーストマスター』に出演しています。

5月20日公開『僕に、会いたかった』と本作『ホットギミック』を含めると、2019年だけで5作品もの映画に出演している今注目の俳優です。

 

間宮祥太朗(成田凌)

間宮祥太朗

成田凌役は間宮祥太朗です。なんか紛らわしいですね。笑

2008年に俳優デビューを果たし、映画以外にもテレビドラマや舞台でも数多くの出演をしている引っ張りだこな俳優。

2019年11月15日公開『殺さない彼と死なない彼女』では主演を務めています。

 

監督

山戸結希

山戸結希監督の映画です。

2016年公開された小松菜奈・菅田将暉主演の映画『溺れるナイフ』で注目を集め、本作『ホットギミック ガールミーツボーイ』を監督。

いま注目を集める若手監督。




『ホットギミック ガールミーツボーイ』主題歌

主題歌は、花譜の「夜が降り止む前に」 です。

CDは劇場限定販売ですが、売り切れが続出しているとのことです。

配信などについては現在のところ情報がありません。

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『ホットギミック ガールミーツボーイ』ネタバレあり感想

おすすめ度
個人評価

ジェンダーを描いた映画

この映画のテーマは「ジェンダー(性)」です。

ざっくり解説すると、主人公・初(堀未央奈)が3人の男に囲まれて日常を過ごす中で「恋とは何か」を探していく物語です。

本人が望んで恋を探そうとしているのではなく、自然にそうなるように物語が進行し、その過程では梓に裸を騙し盗りされたりして結構悲惨な思いをしています。

そんな彼女が様々な恋と向き合い、最終的に自分にとっての恋を見出すまでを描いています。

 

結構ヘビーな内容

で、面白かったかどうかですが、面白かったです。

身近な3人から好意を寄せられて「モテモテじゃん」と思いますが、そんな簡単な話ではないんですよね。

鑑賞前までは少し暗めの青春映画というイメージを持っていましたが、暗いどころか結構ヘビーでグサグサ来ます。

あの年齢にして両親の関係とか知ったりすると、そりゃ自暴自棄になりますわ。

そういう様子をリアルに描き出し、エモさに昇華するのが山戸監督のうまいところだなぁと思いました。




恋描写は年齢相応だった

肝心の恋描写ですが、年齢相応に描いていたと思います。

亮輝は頭が良すぎるせいか、初の考えが読めないとどうしていいかわからずに冷たい対応に走るあたり、不器用でかわいさが目立ちました。

男たちは体目当てになっているのが見え見えなのも思春期だなぁと感じました。

 

近くにいても自分のものにできないもどかしさ

なんというか、この映画からは近くにいても自分のものにできないもどかしさを感じたり、お互いを救い合えないもどかしさも感じます。

自分が近づこうとしたら阻む者が現れたり、良かれと思ってやったことが悪循環に陥ったり、なかなか自分の思う通りに動かないことに歯痒さがあります。

最終的には初と亮輝が結ばれることで幕を閉じますが、梓と凌はあまり救われないまま終わっているようにも見えます。

誰かがハッピーエンドを迎えた裏では、誰かがバッドエンドを迎えていることもあるということでしょうか。

 

『ホットギミック ガールミーツボーイ』まとめ

正直に言うと、1回観ただけでは消化しきれない部分が多かったです。

うまくまとめられないですが、疾走感あるエモーショナルな側面がありつつも、その裏には重たい枷みたいなものが常につきまとっているような印象を持った映画でした。

2回目を観てもっと理解を深めたいです。