流浪の月｜興行収入と観客動員数の推移と予想まとめ

興行収入を予想するにあたり、
参考にしたデータは以下の通りです。

• 怒り（2016年映画）
  • 興行収入：16.1億円
• 悪人（2010年映画）
  • 興行収入：19.8億円

『流浪の月』の李相日監督が過去にメガホンを取った作品『怒り』『悪人』の興行データを参考にしました。

興行収入はどちらも15億円を突破しており、
大ヒットと言える成績となりました。

どちらも小説原作という共通点があり、
『悪人』は2008年度の本屋大賞で4位を獲得しています。

今回の『流浪の月』は2020年の本屋大賞に受賞。

作品の認知度は『怒り』『悪人』よりも高いのではないでしょうか。

つまり、興行成績は過去作を超える可能性がある…と思いたいのですが、そう簡単ではなさそうな事情もあります。

これまでと異なる点は、配給会社が違うことです。

『怒り』『悪人』は東宝
『流浪の月』はギャガが配給しています。

東宝は業界最大手の会社であるだけに、プロモーションは随一です。

ギャガも配給力ある会社ですが、東宝よりは少し低く見積もった方がいいでしょう。

• 怒り：16.1億円
• 悪人：19.8億円

東宝配給の過去2作品の興行収入は上記の通りでした。

これまでのことを鑑みても、
ギャガ配給の『流浪の月』は少なくても7億円は期待できるのかなと思います。

個人的には10億円を目指せそうな印象も受けます。

このように考えた結果、
『流浪の月』の最終興行収入は7〜10億円くらいかなと予想しました。

より詳しい予想は初週の興行収入が発表されたら更新します。