『アス』映画情報・ネタバレあり感想|エレミヤ11章11節とドッペルゲンガー

ジェシー・『アス』映画情報・ネタバレあり感想|エレミヤ11章11節とドッペルゲンガーアイゼンバーグ、ミア・ワシコウスカが出演するB級映画ですが、まじで面白いのでぜひ観てほしいです。映画感想

映画『アス』を鑑賞してきました。

『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督最新作ということもあり、公開を楽しみにしていました。

今作は辛口批評サイト「Rotten Tomatoes」で93%(2019年9月17日時点)の高評価を獲得しており、映画好きを中心に話題になっています。

本記事の読了目安は約5分です。ゆっくりしていってくださいね^^

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『アス』映画情報

映画情報

原題Us
監督ジョーダン・ピール
キャストルピタ・ニョンゴ(アデレード・ウィルソン/レッド)
ウィンストン・デューク(ゲイブ・ウィルソン/アブラハム)
エリザベス・モス(キティ・タイラー)
ティム・ハイデッカー(ジョシュ・タイラー)
シャハディ・ライト・ジョセフ(ゾーラ・ウィルソン/アンブラ)
エヴァン・アレックス(ジェイソン・ウィルソン/プルートー)
カリ・シェルドン(ベッカ・タイラー)
ノエル・シェルドン(リンジー・タイラー)
日本公開日2019年9月6日(金)
上映劇場詳細はこちら
上映方式2D字幕
上映時間116分
映倫区分R15+
製作国アメリカ
配給東宝東和

あらすじ

アデレードは夏休みを利用して、夫と2人の子供たちと一緒に幼い頃住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪問する。彼女は友人一家と落ち合いビーチへ出掛けるが不可解な出来事に見舞われ、過去のトラウマがフラッシュバックする。やがて夜になると、自分たちとうり二つの不気味な4人組が家の前に現れる。

出典:シネマトゥデイより

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『アス』ネタバレなし感想

おすすめ度3.0
個人評価3.0

素直な感想

まず素直な感想を言うと、

あまり好きではない。

です。

ブラックジョークを交えながらファミリーがドッペルゲンガーと闘うというコメディっぽい作風なんですが、監督が描きたかったのはもっと深い宗教や社会なんかだと思うのです。

エンターテイメントと社会情勢を絡めようとしたにしても、結局これはエンタメ映画なのか何かを訴えたい映画なのかがいまいち不透明という印象になりました。

何か訴えていたにしても、遠回しだし意図が伝わりにくい。

単純に僕に読解能力がないだけなんですが、だからこそ僕は苦手に感じてしまいました。

怖くないホームエンターテイメント

ジョーダン・ピール監督の前作『ゲット・アウト』は不気味でゾゾっとするような映画でしたが、本作はそこまでではありませんでした。

前作よりはライトなホームエンターテイメントという印象を受けました。

なので「怖いんじゃないか…」と思って鑑賞をためらっている方は肩の力を抜いていいと思います。

ドッペルゲンガー襲来による恐怖

本作は自分のドッペルゲンガー(影)が襲来してくる様子を描いた映画です。

一人を除いては一言も発することがないので、何を考えているかわからない自分に追い詰められていくという怖さがあります。

なんだよ、さっき怖くないって言ってたじゃん…

と思ったかもしれませんが、さっきの”怖い”というのは感嘆的な怖さ(急に驚かせてくることとか)はないということです。

 

ジョーダン・ピール監督は、本作の恐怖の題材として「自分自身」を選びました。

自分自身を描くためにはドッペルゲンガーの存在を作ってしまうのが一番表現しやすく、かつ恐怖描写がイメージしやすいのでは?と思ったのでしょうか。

全編を通して、内心をえぐらながら鬼ごっこを観ているような感覚になりましたね。

 

ここから先はネタバレ含みますので、ご鑑賞前の方はご注意ください。

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『アス』ネタバレあり感想

エレミヤ書11章11節とは?

本作で幾度か登場してきた「エレミヤ書11章11節」とは一体なんなのか?

時計が11時11分を示していたりと、何かと「11」という数字を全面に出していましたね。

『それゆえ、主はこう仰せられる。「見よ。わたしは彼らにわざわいを下す。彼らはそれからのがれることはできない。彼らはわたしに叫ぶだろうが、わたしは彼らに聞かない。」』

※エレミヤ書11章11節

この一文を本作に当てはめると「わたし()は彼ら(地上の人間)にわざわいを下す」ということになります。

ウィルソン一家は影に襲われ、違う家族も襲われ、街全体が影に襲われ…というように規模が拡大していくので、ウィルソン一家の身の回りだけの話ではなく、影が組織的に動いていることがわかってきます。

まるでゾンビのように襲ってくるも、しかし彼らは生きている。

“アス”とは一体なんだったのか。その答えは物語の終盤になるにつれて明らかになっていく。

と言いたいところですが、実は細かい説明はそこまで重要ではないようで、かなりあっさりと片付けられています。

ドッペルゲンガー(デザード)はなぜ誕生したのか

本作で観客が一番気になるのは「ドッペルゲンガー(以下、デザード)はなぜ誕生したのか」というところだと思います。

ところが、本編ではこの部分があっさりとした説明で終わっており、デザードの誕生などについてはピンとこなかった人も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。

デザードとは、地下に収監された人々のことで、その数は200万人を超えるらしいです。

『デザードは一人一人にいるのか』という疑問もありますが、このあたりも謎のままです(ラストシーンの手つなぎの規模を考えるといてもおかしくないとは思う)。

“200万人以上”と言われているので、人類全員に対していてもおかしくはないですよね。

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(C)Universal Pictures

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