2021年10月15日公開の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の興行収入と観客動員数の推移、最終興収の予想をまとめた記事です。
『DUNE デューン 砂の惑星』はフランク・ハーバートの名作SF小説『デューン』を実写映画化した作品。
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。『メッセージ』『ブレードランナー2049』などで話題になり、批評家や映画好きから絶大な支持を集めている監督です。
主演はティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞をノミネートしたことを皮切りにスターダムを駆け上がった人気俳優。
共演はレベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモアなど、とても豪華な俳優陣が出演しています。
映画の人気度を図る指標ともなる興行収入。
『鬼滅の刃』の大ヒットがきっかけで興行収入を気にする人も増えてきました。
そこで当サイトでは、各作品ごとに興行収入と観客動員数、最終興収の予想を書くことにしました。
本記事は毎週更新していきますので、興味がある方はブックマークしてくださいね。
映画『DUNE デューン 砂の惑星』の興行収入・観客動員数の推移
公開日数 | ランキング | 興行収入 | 観客動員数 |
---|---|---|---|
公開3日間 10月17日まで | 第5位 | 2億385万4150円 | 12万7879人 |
公開10日間 10月24日まで | 第7位 | 4億1790万6750円 | 26万5260人 |
公開17日間 10月31日まで | 第10位 | 5億6174万2460円 | 35万9218人 |
公開24日間 11月7日まで | 圏外 | 6億6062万4680円 | 42万544人 |
公開31日間 11月14日まで | 圏外 | 7億229万8650円 | 44万7284人 |
公開38日間 11月21日まで | 圏外 | 7億2989万2950円 | 46万4882人 |
公開45日間 11月28日まで | 圏外 | 7億5206万2960円 | 47万8362人 |
公開52日間 12月5日まで | 圏外 | 7億5961万8650円 | 48万2821人 |
公開59日間 12月12日まで | 圏外 | 7億6145万6490円 | 48万3970人 |
※毎週火曜日に更新予定です ※数字が不明なところは空欄になります ※発表がなくなり次第、更新終了します |
▼動画配信はこちら▼

映画『DUNE デューン 砂の惑星』の最終興行収入を予想!
元映画館社員の私が、興行収入は最終的にどこまで伸びるか予想します。
『DUNE/デューン 砂の惑星』の興行で注目できるポイントは以下の通りです。
- 海外の興行収入は2週間で7,650万ドル
- 予告編の再生回数は440万回突破
- ワーナー・ブラザースが配給
少し長くなるので、結論だけ知りたい方はこちらからご覧ください(該当の箇所まで飛びます)
海外の興行収入は2週間で7,650万ドル
「DUNE/デューン 砂の惑星」が世界興行で特大ヒット中。2週間で稼ぎ出した累計7650万ドルは、「TENET テネット」比で112%、「シャン・チー」比で164%、コロナ禍以前に公開された「ブレードランナー2049」比1で73%と圧倒。10月15日公開の日本、22日公開のアメリカ、中国での興行に期待がかかる。 pic.twitter.com/iZGalLAyi5
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) September 26, 2021
『DUNE/デューン 砂の惑星』の海外興行収入は2週間で累計7,650万ドルでした。
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の前作映画『ブレードランナー2049』比で173%、2020年に大ヒットしたクリストファー・ノーラン監督の映画『TENET テネット』比で112%とのことです。
『ブレードランナー2049』の日本興行収入は12億円、『TENET テネット』は27.3億円だったことを考えると、『デューン』は日本でもそれなりの興行収入になると期待できそうですね。
しかし海外でヒットしたからといって、日本でもヒットするとは限りません。
日本での需要を知るには、予告編の再生回数が参考になるでしょう。
予告編の再生回数は440万回突破
『DUNE/デューン 砂の惑星』で最も再生されている予告編3つの再生回数は累計440万回となっています(10月9日時点)。
『ブレードランナー2049』の再生回数より多く、『TENET テネット』より少ないですね。
デューン | テネット | ブレラン | |
D*:US予告1 T*:予告 B*:日本版予告 | 179万 | 213万 | 40万 |
D:US版本予告 T:本予告 B:予告2 | 205万 | 253万 | 155万 |
D:日本版予告 T:レジェンド予告 B:予告3 | 56万 | 156万 | 58万 |
累計 | 440万 | 622万 | 253万 |
10月9日時点 *D:DUNE、T:TENET、B:ブレードランナー2049 |
海外興行収入だけを見れば『ブレラン2049』『テネット』よりもヒットを見込める数字でしたが、予告編再生回数を見ると日本での需要はブレラン以上テネット以下と言えそうですね。
『ブレラン2049』の日本興行収入は12億円、『テネット』は27.3億円。
『デューン』の興行収入は12〜27億円の間になる可能性が考えられますね。
初週の数字が分かれば、さらに具体的な数字を予想できます。
テネット | ブレラン | ||
T*:初日3日間 B*:初日5日間 | 7.5億円 | 3億円 | |
累計 | 27.3億円 | 12億円 | |
T:TENET、B:ブレードランナー2049 |
『ブレラン2049』『テネット』ともに初週の約4倍が累計興行収入になっていました。
洋画の興行収入は大体3〜5倍ほどの推移になることが多いので、
『デューン』の累計興行収入は初週の4倍くらいになる可能性があるということですね。
ワーナー・ブラザースが配給
ワーナー・ブラザースはここ数年でかなり力をつけている配給会社です。
最近の映画では『るろうに剣心』『東京リベンジャーズ』などの大ヒット映画を配給。今後『マトリックス:レザレクション』など注目洋画の公開も控えています。
『デューン』はワーナー・ブラザースの宣伝もあり、予告編の再生回数は累計400万回を超えたほか、IMAXのプロモーションにも積極的です。
少しコアな話をすると、『デューン』はIMAXカメラを使って撮影された作品です。IMAXシアターでは通常のスクリーンよりも大きな画角で鑑賞できます。特に池袋の『グランドシネマサンシャイン』と大阪の『109シネマズ大阪エキスポシティ』ではフル画角で鑑賞できるので、興味がある方は調べてみてください。
ワーナー・ブラザースは『デューン』の宣伝にかなり積極的な印象を受けるので、公開後いい評判が集まれば大ヒット間違いなしと言えるでしょう。
本記事のまとめ
ここまでをまとめます。
- 海外興行収入は『ブレラン2049、テネット』以上を記録
- 予告編の再生回数は440万回を突破
- 最終興行収入は初週の4倍くらい?
- ワーナー・ブラザースが配給
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の前作映画『ブレードランナー2049』は12億円を記録していたので、さらに注目度の高い『デューン』は15億円を超えるポテンシャルはあると思います。
『TENET テネット』の27億円を超えるかは微妙なところですが、今後の話題性次第では可能性ゼロではないでしょう。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の最終興行収入は15〜25億円くらいになると予想しました。
初日3日間の興行収入は2.3億円でした。
先ほど”初週の約4倍が累計興行収入になる可能性がある”と書いたように、2.3億円に4倍を掛けると9.2億円。
現時点では10億円を目指せる位置にあると思います。
本記事での最終予想・15億円まではあと6.5倍が必要となります。結構難しそうですが、今後の話題性次第では不可能ではないと思います。
賛否両論ありつつも絶賛の声が目立ちますし、ワーナー・ブラザースは『世界で大ヒット中』という切り口から宣伝しているので、そこに期待したいですね。
映画『DUNE デューン 砂の惑星』について


この動画を YouTube で視聴
原題 | Dune |
---|---|
監督 | ドゥニ・ヴィルヌーヴ |
原作 | フランク・ハーバート |
キャスト | ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ゼンデイヤ ジェイソン・モモア ハビエル・バルデム |
公開日 | 2021年10月15日(金) |
上映時間 | 155分 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
▼動画配信はこちら▼


関連記事
>>興行収入