9月30日(金)公開の映画『“それ”がいる森』
- 興行収入の推移
- 観客動員数の推移
- 週末動員ランキングの推移
- 最終興収の予想
をまとめた記事です。
いま注目されている映画を知るための指標ともなる興行収入。
『鬼滅の刃』『呪術廻戦0』などの大ヒットで注目されるようになりましたね。
そこで本記事では、
映画『“それ”がいる森』の興行収入・観客動員数・週末動員ランキングの推移、最終興収の予想をまとめました。
“それ”がいる森|映画の興行収入・観客動員数・週末動員ランキングの推移
公開日数 | 興行収入 | 観客動員数 | 順位 |
---|---|---|---|
3日間 10/2まで | 1.6億円 | 12.9万人 | 4位 |
11日間 10/10まで | 3.4億円 | 26.9万人 | 7位 |
17日間 10/16まで | 4.1億円 | 31.7万人 | 10位 |
24日間 10/23まで | 4.5億円 | 34.6万人 | 圏外 |
31日間 10/30まで | 4.6億円 | 36.1万人 | 圏外 |
38日間 11/6まで | 4.8億円 | 37万人 | 圏外 |
最終興収 | 4.8億円 |
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“それ”がいる森|最終興行収入を予想!
初日3日間の興行収入は1.6億円。
このペースでいけば、
最終5〜7億円くらいかなと予想しています。
当サイトの公開前予想は『5〜10億円前後』としていました。初週の成績を見る限り、5億円は狙えると思いますが、10億円はやや厳しいのかなという印象です。
また動きがありましたら更新します。
ここから先は公開前に書いた内容になります。
ここからは過去の類似作品と比較して『“それ”がいる森』はどれほどヒットするのか予想していきます。
比較対象としてピックアップした作品は以下の通りです。
- 事故物件 恐い間取り
- 犬鳴村、樹海村、牛首村(”恐怖の村”シリーズ)
2020年8月に公開した『事故物件 恐い間取り』は”中田秀夫×亀梨和也”のホラー映画。
興行収入は23.4億円を記録し、2000年代に日本で公開されたホラー映画ではNo.1の大ヒット作品になりました。
今回の『“それ”がいる森』は”中田秀夫×相葉雅紀”ということで、同じ監督とジャニーズがタッグを組むという共通点があります。最も比較対象にしやすい作品でしょう。
『事故物件』がヒットした理由は色々あると思うのですが、この辺は後述します。
2020年から3年連続で公開されている“恐怖の村“シリーズ。
第1弾の映画『犬鳴村』は2020年2月に公開し、興行収入14.1億円の大ヒット。途中コロナ禍による映画館休館があった中でも好成績を残しています。
2021年公開の『樹海村』は31日間で6.0億円、2022年公開の『牛首村』は3日間で1.2億円と不振が続きました。
『事故物件』『犬鳴村』がヒットした理由は色々あると思いますが、最も大きいのは「コロナ禍によるエンタメ不足」が大きかったのかなと思います。
2020年はご時世的にも行動が制限されやすく、娯楽やレジャーがあまり開放的ではなかったことからも、何らかの体験をしたい人からこれらの映画が注目されたのかなと思います。
ジャパニーズホラー映画が興行収入10億円を超えるという事例は少ないため、上記2作品は歴代ホラー映画の中でもかなり特殊な興行になったでしょう。
ちなみに2020年は『鬼滅の刃 無限列車編』が公開された年でもあります。公開3日間で46.2億円を稼ぎ出すという前代未聞な出来事があったのも、同様の理由があってのことなのかなと思っています。
2022年になった今『“それ”がいる森』はどれほどヒットするのか?
『事故物件』を公開した2020年とはご時世的な事情が異なるため、少なくとも前回ほどの大ヒットとなる可能性は低いのかなと思います。
当時ほど娯楽が制限されているわけでもないですし、今回の『“それ”がいる森』に特別な何かがあるかと言われたら微妙な気がします。
初週で話題を作れなければ低調な興行になってしまう恐れもあるので、初週でどれだけ動員を呼べるかが重要になるでしょう。
ここからは”映画の注目度”について考察していきます。
『“それ”がいる森』の本予告の再生数は、公開前の時点で220万回に迫るほどとなっています。(9.29時点)
大ヒット上映中の映画『沈黙のパレード』の本予告の再生数は、公開前の時点で145万回ほど。これと比較すればかなり再生されていることが分かります。
ただ、予告を観た感想などは人それぞれなので、再生数が興行収入に反映されるとは限らないです。
ここでは多くの方に認知されているという程度に考えておくのがベストかなと思います。
最近はSNSで広告出稿したりなどで再生数を稼ぐやり方もちらほら見かけます。『“それ”がいる森』がこのような手を使っているかは不明ですが、もしやっているのであればやや盛られた数字である可能性もあるでしょう。
『“それ”がいる森』のTwitterのフォロワー数は4.2万人ほどとなっています。(9.29時点)
ジャニーズが出演する作品は比較的多くなりやすい傾向がありますが、本作はその中では少なめの印象です。
ただ、全ての映画の中では多い方ではないかと思います。
ちょっとややこしいですが、ジャニーズ出演作品としては少なめ、映画全体としては多めという印象です。
フォロワー数が増える要因は色々考えられるのですが、数字が大きければそれだけの人に情報を発信できるので、作品の認知を広めるうえでは多いに越したことはないでしょう。
- TANG タング(二宮和也|嵐)
→10.9万人 - ヘルドッグス(岡田准一)
→2.5万人 - この子は邪悪(大西流星|なにわ男子)
→4.9万人 - 今夜、世界からこの恋が消えても(道枝駿佑|なにわ男子)
→12.9万人
『“それ”がいる森』は公開初日から4DXの上映が決定しています。
『事故物件』は公開から約1ヶ月後に4DX上映が始まりましたが、今回はいきなり4DX上映。事故物件の評判が良かった様子が伺えますね。
10/28(金)公開の『貞子DX』まで4DX待機作品がないので、評判がよければ長めに上映される可能性もありそうです。(9/29時点)
最新情報は4DXラインナップをご確認ください。
『“それ”がいる森』の興行収入はどれくらいになるのか。
これらの点を考えれば、
興行収入5〜10億円くらいになるのかなと予想しています。
『事故物件』のように20億円超えを狙えるかと言われたら、それは難しそうな印象を受けます。2020年とは時世が違いますからね。
ただ、予告編の再生回数やTwitterでの注目度などは悪くないので、大コケとまではいかないのかなと思います。
公開前の時点ではこのように無理やり推測するしかないですが、初週の興行収入が分かればもう少し詳しく予想できると思います。さらに詳しい予想は後日更新します。
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“それ”がいる森|映画情報
あらすじ
田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、 元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、 突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。
ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、 淳一が住む町でも、住民の不審死や失踪事件が相次いでいた──。
そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない“それ”を目撃してしまう。
「“それ”の正体とはいったい──!?」
淳一は一也の担任教師の絵里(松本穂香)とともに、怪奇現象に巻き込まれていくが、それは未知なる恐怖の始まりにすぎなかった──。
引用『“それ”がいる森』公式HP
キャスト
相葉雅紀(田中淳一)
松本穂香(北見絵里)
上原剣心(赤井一也)
江口のりこ(赤井爽子)
尾形貴弘
中村里帆
綾乃彩
松嶋亮太
吉本菜穂子
山下徳大
嶺岸煌桜
潤浩
眞島秀和(綾波武史)
宇野祥平(長尾良平)
松浦祐也(中村良一)
酒向芳(岩村義男)
野間口徹(湯川大輔)
小日向文世(児玉勉)
スタッフ
監督:中田秀夫
脚本:ブラジリィー・アン・山田、大石哲也
公開日
2022年9月30日(金)
上映時間
107分
配給
松竹
公式リンク
【“それ”がいる森】
一般:1,900円→900円
大学生:1,500円→900円
特別料金作品除く・IMAX、4DXなどは追加料金あり
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